2022年に公開されたブラピ主演の「Bullet Train」を遅ればせながらAmazon Primeで鑑賞しました。
端的に感想を述べるとすっごく面白かった！流血が極端に苦手な人には向いていないかもしれませんが、久しぶりに痛快な映画を見ました。
話のあらすじなどは検索すればすぐに見つかるのでここではあらすじを述べるのではなく、この映画を見て、これからの日本の生きる道はこれしかない！と深く感じた感想を述べますね。
将来に不安しかない日本
失われた30年と言われて久しい我が国ジャパン。IT技術開発に他国と比べても完全に遅れをとってしまい、今やスマートフォンもコンピュータのブラウザもサーバーも全て海外製のものを利用するのが当たり前になってしまった私達。まもなく電気自動車のスマートカーが主流になり我が国が誇るトヨタさえもが危機を迎えると言われている。
30年間経済成長をしていないため賃金は横ばい、どんどんと経済成長をしている東南アジアの国の人たちは今後は給料の安い日本には働きに来てくれないであろうとか、少子高齢化に伴う過疎化現象も勢いを増しあちこちでインフラが機能しなくなるであろうとか、今や日本の若者や能力のある人は日本を離れ外国で高収入を得て暮らした方がいいとか。それはそれは暗いニュースばかりの毎日。
これが日本の生きる道
この映画を見ていてふと思ったんです。日本って確実に先進国の中でもかなり特異性があるというかカリスマ的なオタク文化が根付いていて、確実に諸外国とは一線を画している。インターナショナルスタンダードに見合っていない部分も多くあるけれど、これが日本なんだってもっと誇りを持っていいんじゃないかなって。
スマートトイレ
ブラピが映画の中で遊んでたスマートトイレ。私たちから見たらどこにでもある普通のトイレ。でも映画の中でもスマートトイレと訳されていてブラピはすっかり虜になっていた（笑）。
そういえば。。以前宿を経営していた時も外国から来るお客さんがいつも温かい便座に感激してたのを思い出した！さらにその昔外国に住んでいた時はわざわざこの暖まる便座を日本から輸入してその国で販売してた日本人もいた笑（商売人！）
日本の文化をもっとエンタメ的に売ろう
日本人はPolite（礼儀正しく）でCalm（穏やか）。日本にしかない文化を持っている。そしてちょっと変わってる（笑）この映画ではそんな日本の文化や日本人が端々で嫌味なくコケティッシュに描かれていました。
これがいい。こんなふうに日本の特異性をエンタメにしてもっと日本を輸出したらいい！そしてその見返りとしてもっと海外のインバウンド客を輸入的に取り入れられればWin Win（使いたかが違う笑）。
日本語だって売れるでしょ
日本人は英語が苦手だとか少し卑屈になってしまうこともあるけれど、BTSのように彼らを好きすぎる世界中のアーミーが逆に韓国語を覚えるすごい現象を我が国ジャパンでも取り入れたい。
日本を好きになって日本語を覚えたいという外国人がもっと増えたらいいな。30年前は日本の経済優位性から日本語を覚えて利益を得ようとした人が多かったけれど、これからは熱狂的な日本ファンの人が日本語を覚える世界になったらいいな。
日本の未来に明るい材料
日本が世界に売れるものは、美味しい日本食や素敵な文化だけではない、このちょっと風変わりな日本をそのままエンタメとして売ってしまえばいい。
「とにかく明るい安村」さんだって「ブリテンズ・ゴット・タレント（BGT)」で決勝まで行ったりして、日本のエンタメには今後日本が世界で戦っていくためのとっても大きな可能性を秘めていると強く思うのです！
昨夜はこの映画を鑑賞後清々しい気持ちで眠りにつくことができました^^
皆様今日も良い1日をお過ごしください。
